会計学は総まとめテキストと答練の2つだけでOK|不動産鑑定士試験の効率的な勉強法

「会計学は教養科目の中で得点源にしやすい」と言われますが、テキストは分厚いし、会計学ばかり勉強しているわけにもいきませんよね。
実は、会計学は教材を2つに絞り込むだけで合格レベルに到達できる科目です。
他の科目より圧倒的に範囲が狭く出題可能性が高い論点も絞りやすいので、ポイントを押さえて効率的に仕上げていきましょう!

※本記事はTAC受講生向けの内容になっています。

目次

この記事でわかること

  • 会計学の勉強で使う教材2つとその役割
  • 総まとめテキスト以外の教材を省いていい理由
  • 過去問・上級答練が不要な理由
  • 会計学でアウトプット訓練が不要な理由
  • 全体像把握にオススメの書籍

会計学の教材は「総まとめテキスト」と「答練」の2つだけ

結論から言うと、会計学で使う教材は次の2つだけです。
この2つを集中して繰り返しやれば合格圏に到達できますので、まずはここに全力を注ぎましょう!

教材役割入手タイミング
TAC総まとめテキストインプット兼アウトプットのメイン教材直前期(3月以降)
TACの各種答練応用答練・直前答練・全国模試+できればアクセスα・β随時

総まとめテキストは「テキスト」という名前がついていますが、中身は問題集です。
通常のコースでは直前期(3月以降)にならないと入手できないため、早めに欲しい人はメルカリやヤフオクなどのフリマアプリを覗いてみるのもアリですよ!

アクセスαがオススメな理由

アクセスαは基本論点が中心に出題されるうえ、ペースメーカにもなる。答練サイクルが掴みやすく勉強リズムを作りやすいので、会計学に不安がある人は優先的に取り入れたい

2つだけと言っても、これだけでもそれなりのボリュームになります。
範囲を絞って「深く・繰り返し」やるのが会計学攻略の王道ですよ!

会計学を勉強する時間が全然取れません…

ねこきん

教材を2つに絞るだけで大丈夫!他の科目に時間を割きながらでも十分間に合うよ

わるきん

会計学をサクッと終わらす勉強方法ないんか?

ねこきん

あるよ!ポイントを絞れば他の科目より負担は少なくて済むから安心してね

過去問・上級答練は不要

「2つ以外はやらなくて大丈夫なの?」と不安になる人が多いですが、答えはやらなくてOKです。
過去問も上級答練も不要で、その時間は鑑定理論や他の教養科目に回しましょう。

理由はシンプルで、上記2つ以外から出題されてもみんな解けないから差がつかないからです。
解けるのは会計士さんや税理士さんといった会計のプロだけで、鑑定士試験の受験生にとっては深入りする価値が低い領域なんですよ!

「会計学で稼ぐ」戦略はオススメしない

会計学で点を稼いで他の苦手科目を補いたい、と考える人もいるが非効率。出題可能性が低い論点に手を広げると他科目がおろそかになる。他科目の基本論点を完璧にしてから初めて上級論点に取り組むのが正しい順番

狙うのはホームランではなくアベレージヒット

論文試験の戦い方でよく言われるのが、「ホームランではなくアベレージヒット」という考え方です。
特定の科目で飛び抜けた点を取るより、苦手科目を作らず全科目で安定した点を積み上げる方が合格確率は高くなります。

実際、普通は基本論点を潰すだけでも相当な時間がかかり、上級論点まで手が回らないのが現実です。
大半の受験生は上級論点まで抑えられていないので、基本論点を確実に当てる受験生が最終的に勝ちますよ!

わるきん

会計学で稼ごう思とったけど、オススメせんのか〜

ねこきん

それより苦手科目を減らす方が効率的だよ!穴を作らない戦い方が王道だよ

基本論点を完璧にするだけでも相当な時間がかかるんですね

ねこきん

そうなんだよ!基本を完璧にできる受験生が合格する試験だからね

会計学はアウトプット訓練が不要

会計学は暗記色の強い科目で、小問形式で問われるため「何を答えるべきか」が明確です。
鑑定理論のように答案構成する力(アウトプット力)はほとんど必要ありません。

  • 小問形式で問いが明確
  • 答案構成の訓練は不要
  • 問題集をまわすこと=インプット
  • 問題集が最頻出論点集そのもの

やるべきことは、ひたすら上の2つの問題集をまわしてインプットしていくことだけです。
どんな定義があるか、どんな問いが出るか——必要性・要件・効果を問う問題が多いので、これらを意識しながら解くのがポイントですよ!

理解の助けに『会計のことが面白いほどわかる本』

暗記のストレスを減らすための1冊として、天野敦之著・KADOKAWA刊の『カラー版 会計のことが面白いほどわかる本』を紹介します。
会計学の全体像把握と理解の向上に抜群の効果があり、受験生時代に愛読していました!

書籍内容おすすめの読み方
基本の基本編会計とは何か・なぜ必要かの基礎まずはこちらから
会計基準の理解編各会計基準の背景と考え方基本編を読み終えてから

理解できていないものは暗記するのも難しいです。
会計学の問題集に取りかかる前に1冊読んでおくだけで、その後の学習効率が大きく変わってきますよ!
※最新は2020年の改訂版があるので、購入時はご注意ください。

問題集に入る前に読んでおくと、暗記がラクになりそうですね

ねこきん

そうそう!「なぜこの処理をするのか」が腑に落ちると、機械的な暗記から解放されるよ

わるきん

2〜3時間で読めるんやったら投資対効果は十分やな

ねこきん

まさにそれ!短時間の投資で全体像が見えるコスパの良い1冊だよ

よくある質問

総まとめテキストはいつから始めるのがベストですか?

直前期(3月以降)からで問題ありません。それ以前は答練と暗記レジュメで基礎を固めておく流れが効率的ですよ

アクセスα・βまで手を出す必要はありますか?

時間に余裕があればぜひ。特にアクセスαは基本論点の反復とペースメーカの両方の役割を果たすので、会計学が不安な人には特にオススメです

TAC以外の予備校を使っている場合も同じ方針で大丈夫ですか?

基本方針(問題集中心・過去問不要・上級論点に深入りしない)は共通です。各予備校の「総まとめ相当のテキスト+答練」を中心に据えれば十分合格レベルに届きますよ

まとめ

ねこきん

今日のポイントをおさらいしよう!

  • 会計学の教材は「総まとめテキスト」と「TAC各種答練」の2つだけ
  • 過去問・上級答練は不要。時間は鑑定理論や他科目に回す
  • 論文試験はホームランよりアベレージヒット。基本論点を完璧にする戦略が王道
  • 小問形式なのでアウトプット訓練は不要。問題集を繰り返しまわす
  • 全体像把握に『カラー版 会計のことが面白いほどわかる本』がオススメ

会計学は、やることをシンプルに絞るだけで教養科目の中でも特に効率よく仕上げられる科目です。
手を広げず、基本を繰り返す——これだけで合格ラインは十分越えられますよ!
会計学の負担を減らして、鑑定理論や演習にしっかり時間を割いていきましょう!

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この記事を書いた人

金融機関から不動産鑑定士になった猫好きです。不動産鑑定業についてのリアルを発信しています。

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