「会計学って理論ばかりで味気なくて、なかなか頭に入ってこない…」という受験生は多いです。
その原因のほとんどは、「なぜこういう処理をするのか」という背景への理解不足にあります。
背景がわかると理解が一気に進んで暗記の負担も減るので、まずは全体像をつかめる一冊を紹介します!
この記事でわかること
- 会計学の苦手意識が生まれる本当の原因
- 「会計のことが面白いほどわかる本」の内容と特徴
- この本を読むことで得られる5つのメリット
- 予備校テキストとの使い分け方
会計学が苦手になる本当の原因は「背景の理解不足」
不動産鑑定士試験の会計学は、暗記さえすれば得点しやすい科目と言われています。
ところが、「覚えようとしてもなぜかうまく頭に入らない」「テキストを読んでも意味がつかめない」という受験生が多いです。
この原因は多くの場合、会計の意義や「なぜその処理が必要なのか」という背景部分の理解不足にあります。
たとえば「発生主義」「実現主義」「費用収益対応の原則」——これらをいきなりテキストで暗記しようとしても、なぜそういった考え方をするのかがわからなければ、覚えても使いこなせません。
背景を理解した状態で暗記に入ると、知識が「使える形」で定着しやすくなります。
まずは全体像を把握することから始めるのが、会計学攻略の近道ですよ!
全体像の把握(背景理解)→ テキストで論点を深める → 暗記。いきなりテキストの暗記から入ると効率が落ちる
わるきんみんな会計学が得意とか言うてて焦る〜。何が違うんやろ



背景を知ってるかどうかの差が大きいよ!ルールの「なぜ」がわかると一気に覚えやすくなる



発生主義や減価償却って、なぜそういう処理をするのかが正直よくわかっていませんでした



それが苦手の根本原因だよ。まず「なぜ」から入ると、暗記がスムーズになるよ
おすすめ入門書:「カラー版 会計のことが面白いほどわかる本」
全体像を把握するために特におすすめなのが、天野敦之著・KADOKAWA刊の「カラー版 会計のことが面白いほどわかる本」です。
基本の基本編と会計基準の理解編の2冊があります(最新は2020年の改訂版)。
まずは基本の基本編を読んでみて、肌に合いそうなら理解編へ進むのがおすすめですよ!
| 書籍 | 内容 | おすすめの読み方 |
|---|---|---|
| 基本の基本編 | 会計とは何か・なぜ必要かの基礎 | まずこちらから。受験生ならこれだけでも十分 |
| 会計基準の理解編 | 各会計基準の背景と考え方 | 基本編を読み終えてから |
本書の形式は「天使(生徒役)が疑問を投げかけ、解答者が答える問答スタイル」です。
「なぜ発生主義という考え方をするの?」「減価償却はなぜしなければならないの?」という天使の質問は、受験生が感じる疑問とぴったり一致しています。
文字が大きく図解もふんだんに使われているため、スラスラ読み進められますよ!



図解とかいっても、難しい内容は難しいんちゃうの?



そこが違うんだよ!専門書じゃなくて「入門書」として設計されてるから本当に読みやすいよ



問答形式だと自分が疑問に思っていることをそのまま教えてもらえる感じですね!



まさにそれ。「そうそう、それが聞きたかった!」って感じで読み進められるんだよ
読むのに2〜3時間、得られるメリットは大きい
この本の最大の特徴は、1冊を2〜3時間程度で読み切れることです。
勉強疲れの合間に、気分転換も兼ねて読むような感覚で十分です。
2〜3時間の投資でその後の会計学の学習効率が上がるなら、コスパは抜群ですよ!
- 会計学の全体像が短時間で把握できる
- 「なぜ」がわかった状態で暗記に入れるので、ストレスが大きく減る
- 完全に暗記できていなくても、理解があれば答案に何かしら書ける
- 理解が伴った記憶は忘れにくい
- 実務やビジネスでも活きる会計知識のベースが身につく
本書は「テキスト」としてではなく「会計が好きになる啓発本」として読む。全体像を把握したら予備校テキストに戻り、論点を深めていく



2〜3時間って短すぎひん?そんなんで役立つの?



全体像の把握が目的だから短くていいんだよ!薄くて広い理解が、その後の暗記の接着剤になるよ



予備校テキストの代わりに使うのではなく、補助教材として使うイメージですね



そうそう!テキストの前に一読しておくだけで、テキストの内容がスムーズに入ってくるよ
全体像から入ることが会計学攻略の最短ルート
何かを勉強するとき、その分野の全体像を把握してから取り掛かる方が効率的です。
予備校テキストは情報量が多く網羅的な反面、全体像をつかむための入口としては重さがあります。
まず薄い一冊で「会計とはこういうものだ」という地図を持ってからテキストに入ると、論点の位置づけが見えやすくなりますよ!
会計学は、正しいアプローチで取り組めば不動産鑑定士試験の中でも得点しやすい科目です。
受験生時代に愛読していた一冊として、自信を持っておすすめできます。
まずは基本の基本編を手に取ってみてください!



まあ2〜3時間なら試してみてもええか、という気になってきたわ



それで十分!気軽に読んでみてよ。読み終わった後の会計学テキストの見え方が変わるから



勉強疲れのリフレッシュ兼インプットになるなら、一石二鳥ですね!



まさにそれを狙って読んでほしいんだよ。難しく構えなくて全然OK
よくある質問
- この本は最新版を買うべきですか?
2020年の改訂版が最新です。会計基準の改正に対応している最新版を選ぶ方が安心ですよ
- 基本の基本編と会計基準の理解編、どちらを先に読むべきですか?
基本の基本編から始めてください。全体像と会計の基本的な考え方をまず押さえた上で、理解編に進む流れが自然です
- 簿記3級の勉強とどちらを先にやるべきですか?
どちらが先でも問題ありませんが、本書を先に読んで会計の全体像をつかんでから簿記3級の勉強に入ると、仕訳の理解もスムーズになりますよ
まとめ



今日のポイントをおさらいしよう!
- 会計学が苦手な原因は「背景の理解不足」。なぜそのルールがあるのかを知ることで暗記がスムーズになる
- 「カラー版 会計のことが面白いほどわかる本」は1冊2〜3時間で読める入門書。基本の基本編から始める
- 問答形式で図解豊富。予備校テキストより先に読むことで全体像の地図が手に入る
- テキストの代替ではなく「啓発本」として活用する。読んだ後のテキスト学習の質が変わる
せっかく勉強するなら、少しでもストレスを減らして使える知識に変えていきましょう。
会計学を「なんとなく難しいもの」から「全体像が見えている科目」に変えるだけで、取り組み方が大きく変わります。
まずは一冊、気軽に手に取ってみてください!










コメント
コメント一覧 (2件)
この記事を読んで早速購入しました。本当にわかりやすく読みやすい本ですね!おかげで意味を理解して会計学の暗記が出来る様になり、ストレス軽減されました。ありがとうございます♪
sakhiさん、コメントありがとうございます!
少しでもお役に立てたなら良かったです^^
会計学は鑑定理論や民法と違って、ストーリー性というか内容が淡泊のため面白みがないですが、制度の背景が分かれば少しはマシになるかと思います。
暗記につかれた時に息抜きな感じでたまに読みなおす感じで使ってみてください^^