「暗記の方法って、音読が大事なのはわかった。でも、もう少し具体的な工夫が知りたい…」
そんな悩みゴトを少しでも解決するお手伝いをします!
脳の仕組みを活かした暗記の基本に加えて、日常の勉強に簡単に取り入れられる小ワザを知っておくと、定着スピードがぐっと上がります。
受験期間中に実際に使っていた具体的な4つの方法を紹介しますので、良さそうなものからどんどん取り入れてみてください!
この記事でわかること
- 「書いてから読む」暗記法の具体的な手順とメリット
- 隙間時間を暗記に使う際のベストな使い方
- ボールペンの色が暗記に影響する理由と試験本番での注意点
- 脳刺激系BGMの活用法と海馬のメカニズム
小ワザ①:「1回目は書く、2回目以降は声に出して読む」
暗記の基本は「読んで声に出す」です。
書いて覚える方法と比べて復習のスピードが圧倒的に早く、口を動かすことで身体で覚えられ、声に出すことで耳にも入ってくる——という3つのメリットがあります。
ただし、理解が不十分なものをいきなり読んで覚えようとしてもなかなか定着しません。
「理解」は暗記のための接着剤です。
だから1回目だけは書くことをおすすめします。
書く作業は時間がかかりますが、集中力が高い状態で文章を理解するのに向いています。
一度理解した内容は、2回目以降の音読で驚くほど定着しやすくなりますよ!
テキストを見ながら手で書く。時間はかかるが、高い集中力で「理解」しながら覚えられる
テキストを閉じて声に出す。詰まったりわからなくなったらテキストを確認し、また閉じて再挑戦する
目で見て、口を動かして、耳で聴く。五感を使うほど記憶への刻み込みが深くなる
黙読ではなく必ず声に出す。小声でもOK。口を動かして耳に入れることで、読むだけより格段に定着スピードが上がる
わるきん書くのって時間かかるし面倒くさいな〜、ずっと音読だけじゃあかんの?



1回目だけでいいよ。理解してないものをいきなり音読しても頭に入りにくいからね



「理解が接着剤」という表現がすごくわかりやすいです!書くことで理解が深まるんですね



そういうこと!一度書いて理解したら、あとは音読をひたすら回せばOKだよ
小ワザ②:隙間時間は「新しいものではなく復習」に使う
暗記の定着には接触回数を増やすことが重要で、そのために隙間時間の活用が欠かせません。
通勤電車・昼休み・お風呂——こういった細切れの時間を積み重ねることで、一日の復習回数を大幅に増やせます。
集中力は15分が限界という説もあるくらいで、隙間時間のような短い時間は実は集中力が高い状態です!
ここで大切なのが隙間時間の使い方です。
隙間時間は短いので、新しい内容のインプットには向いていません。
「昨晩覚えたあの定義を声に出してみる」というように、一度触れたことがある内容の復習に使うのがベストです。
新しい学習はまとまった時間でやって、隙間時間は復習専用と割り切りましょう。
隙間時間は「新規インプット」ではなく「既習内容の復習」に使う。短時間でも接触回数を稼ぐことが目的



隙間時間に新しいとこやろうとしてたわ…それ意味なかったんか



新しいことを短時間でやっても中途半端になりやすいからね。復習専用にした方が断然効率いいよ



具体的には通勤中に前日の内容を口ずさむ、という感じでしょうか?



そうそう!それが一番効果的。「昨晩やったもの」を翌朝に復習するサイクルが特におすすめだよ
小ワザ③:ボールペンは青・紺などの寒色系を使う
寒色(青・紺など)を目にすると、知性・理性に関わる部分が刺激されて記憶に役立つという説があります。
不動産鑑定士試験は黒ボールペン以外に青色ボールペンも使用が認められているので、普段の勉強から青・紺系を使うのも一つの手です。
科学的な根拠の確実性はともかく、使えるものは積極的に取り入れていきましょう!
ここで試験本番に関わる大切な注意点を一つ。
採点官に渡るのは白黒コピーなので、青ペンでも黒ペンでも採点上の違いはありません。
また、解答欄からはみ出して記載した場合は即失格になります。
欄外への解答は絶対にやめましょう。
採点官に白黒コピーが渡る理由
採点官が答案用紙から受験生を特定できないようにするため(特定答案の防止)。そのため青ペンで目立たせようとしても採点上の効果はない。安心してどちらのペンも使える



青ペンで採点官にアピールできるとか聞いたことあるけど、ほんまか?



都市伝説だよ!採点官には白黒コピーが渡るから、色は関係ないんだよね



欄外への記載が即失格というのは知りませんでした。気をつけます!



本番で焦って欄外に書き出す人もいるんだよ。答案用紙の構成を事前に把握しておくと安心だよ
小ワザ④:脳刺激系BGMを流しながら勉強する
YouTubeで「記憶力 BGM」「集中力 BGM」「海馬刺激」などと検索すると、記憶力・集中力アップを謳ったBGMがたくさん出てきます。
受験期間中も気休めのつもりで流しながら勉強していましたが、無料で取り入れられるのでやらない理由がありません。
ここで「海馬」の仕組みを知っておくと、なぜ「何度も触れること」が重要なのかが腑に落ちます。
海馬とは脳の中で情報を一時的に保存する「仮倉庫」のような場所です。
仮倉庫に入れた情報を何度も使うと、脳が「これは大事な情報だ」と判断して長期記憶に移してくれます。
逆に使わないままでいると、仮倉庫から消えて忘れてしまいます。
これが「覚えるためには何度も触れることが大事」の根拠です。
BGMが直接記憶力を高めるかどうかはさておき、集中できる環境を作ること自体が暗記の質を高めます。
自分に合った集中できるBGMを一つ見つけておくだけで、勉強のルーティンが作りやすくなりますよ!
海馬(仮倉庫)に入れた情報は何度も使うと長期記憶へ移行する。使わないと消えていく。だから「何度も触れる」が最重要



BGMとか気休めやろ〜あんま信じへんわ



効果の大小はともかく、無料でできるし集中できる環境は整えた方がいいよ!



海馬の仕組みを知ると、繰り返し復習することの大切さがよくわかりますね



そうそう!「忘れるのが当たり前、使えば使うほど定着する」って思えると焦りが減るよ
よくある質問
- 音読が恥ずかしくてできない環境ではどうすればいいですか?
口を動かすだけでも効果があります。声に出せない場所では「無声音読」(声に出さず口だけ動かす)を試してみてください。耳への刺激がなくなりますが、口を動かすだけでも書くよりは速く回せます
- 隙間時間に教材を広げるのが難しいのですが…
スマホのメモ帳やカメラロールにテキストの写真を保存しておくと便利です。隙間時間専用の「スマホ暗記メモ」を作っておくのもおすすめですよ
- BGMありとなし、どちらが効果的ですか?
人によって違うので正解はありません。試しに1週間ずつ試してみて、自分が集中しやすい方を選んでください。無音が好きな方はそれでも全く問題ありません
まとめ



今日のポイントをおさらいしよう!
- 1回目だけ書いて理解する。2回目以降は声に出して読む「五感フル活用」スタイル
- 隙間時間は復習専用に使う。新しいインプットはまとまった時間でやる
- 青・紺ボールペンを試してみる。ただし欄外記載は即失格なので注意
- 脳刺激系BGMは無料で使える。海馬の仕組みを知ると「繰り返しの大切さ」が腑に落ちる
暗記に王道はありませんが、使えるものを組み合わせることで効率は上げられます。
今日紹介した4つの小ワザの中から、まず一つだけ今日の勉強に取り入れてみてください。
小さな工夫の積み重ねが、合格への確かな差になりますよ!










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